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FAQ

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1、このページの構成

レビタン 白樺の林

イサーク・レヴィタン「白樺の林」。図版はロシア語版「ウィキペディア」より)

、このページの構成

、「新着情報」タイトル一覧

-1,講演・市民講座(2011年~現在)

-2,講演・市民講座(2001年~2010年)

4-1,「ドストエーフスキイの会」例会一覧(第218回~第239回)

-2,大学講義(旧)

2018年度の「ロシア文学研究」シラバス

「3-1」~「3-30」(ただし、「3」は「7」に変更の必要)

2018年度の「日露文化交流史」シラバス

2017年度のシラバス(ロシア文学研究) 

 「7-1」~「7-30」(ただし、「7-1」は変更の必要)

2016年度のシラバス(ロシアの社会と文化)

2015年度のシラバス(ロシア文学研究)          

2-1,朗読劇「山頭火物語」の公演のお知らせ

―鴉啼いてわたしも一人― 俳人 天才 雲水 酒乱 行乞は雲のゆくごとく、流れる ようでなくてはならん。 木の葉の散るように、風の吹くように、 縁があればとどまり、縁がなければ去る。 そこまでの姿勢に到達せんにや、 行乞流転の意味がない。   作・朗読 中村敦夫 制 作 中村企画   演 出 窪島誠一郎 美 術 ヒグマ春夫  共 演 吉村  直(第6回)、 佐々木梅治(第7回) 山頭火物語 【第6回公演】 8/30(金)午後7時~ 8/31(土)午後2時~ 9/01(日)午後2時~ 会 場:日比谷図書文化館 地下コンベンション・ホール (地下鉄「日比谷駅」下車、14 番出口。公園内) 【第7回公演】 ー神保町ブックフェスティバル参加公演ー 11/ 2(土)午後7時~ 11/ 3(日)午後7時~ 会 場:岩波書店アネックスビル3F 岩波書店セミナールーム (地下鉄「神保町駅」下車A6 出口。交差点そば) 入場券:3,000 円 予約制(当日清算) 予 約:(株)中村企画 Tel:03ー5376ー9553 Fax:03ー3321ー0682 E-mail:こちら    【中村敦夫公式サイト】より

2-10、「安全保障関連法案に反対する学者の会」のアピール

header

リンク→http://anti-security-related-bill.jp

安倍晋三政権が国会に提出した「国際平和支援法」と10本の戦争関連法を改悪する「平和安全法制整備法案」に反対するアピールを、学者・研究者が連名で発表しました。 これに賛同する署名活動をおこなっています。 寄せられた署名は、当ホームページで公開し、記者会見でも発表します。 国会議員にも届ける予定です。メールやSNSなどで拡散いただければ幸いです。

  *   *   *

「戦争する国」へすすむ安全保障関連法案に反対します

「戦争しない国」から「戦争する国」へ、戦後70年の今、私たちは重大な岐路に立っています。安倍晋三政権は新法の「国際平和支援法」と10本の戦争関連法を改悪する「平和安全法制整備法案」を国会に提出し、審議が行われています。これらの法案は、アメリカなど他国が海外で行う軍事行動に、日本の自衛隊が協力し加担していくものであり、憲法九条に違反しています。私たちは憲法に基づき、国会が徹底審議をつくし、廃案とすることを強く求めます。 法案は、①日本が攻撃を受けていなくても他国が攻撃を受けて、政府が「存立危機事態」と判断すれば武力行使を可能にし、②米軍等が行う戦争に、世界のどこへでも日本の自衛隊が出て行き、戦闘現場近くで「協力支援活動」をする、③米軍等の「武器等防護」という理由で、平時から同盟軍として自衛隊が活動し、任務遂行のための武器使用を認めるものです。 安倍首相の言う「武力行使は限定的なもの」であるどころか、自衛隊の武力行使を際限なく広げ、「専守防衛」の建前に反することになります。武器を使用すれば、その場は交戦状態となり、憲法九条一項違反の「武力行使」となることは明らかです。60年以上にわたって積み重ねられてきた「集団的自衛権の行使は憲法違反」という政府解釈を安倍政権が覆したことで、米国の侵略戦争に日本の自衛隊が参戦する可能性さえ生じます。日本が戦争当事国となり、自衛隊が国際法違反の「侵略軍」となる危険性が現実のものとなります。 私たちは、かつて日本が行った侵略戦争に、多くの学徒を戦地へ送ったという、大学の戦争協力の痛恨の歴史を担っています。その歴史への深い反省から、憲法九条とともに歩み、世界平和の礎たらんと教育研究活動にたずさわり、再び戦争の惨禍を到来させないようにしてきました。二度と再び、若者を戦地に送り、殺し殺される状況にさらすことを認めることはできません。 私たちは、学問と良識の名において、違憲性のある安全保障関連法案が国会に提出され審議されていることに強く抗議し、それらの法案に断固として反対します。 2015年6月 安全保障関連法案に反対する学者の会   呼びかけ人(五十音順)

  • 青井 未帆 (学習院大学教授 法学)
  • 浅倉 むつ子 (早稲田大学教授 法学)
  • 淡路 剛久 (立教大学名誉教授・弁護士 民法・環境法)
  • 池内 了 (名古屋大学名誉教授 宇宙物理学)
  • 石田 英敬 (東京大学教授 記号学・メディア論)
  • 市野川容孝 (東京大学教授 社会学)
  • 伊藤 誠 (東京大学名誉教授 経済学)
  • 上田 誠也 (東京大学名誉教授 地球物理学/日本学士院会員)
  • 上野 健爾 (京都大学名誉教授 数学)
  • 上野 千鶴子 (東京大学名誉教授 社会学)
  • 鵜飼 哲 (一橋大学教授 フランス文学・フランス思想)
  • 内田 樹 (神戸女学院大学名誉教授 哲学)
  • 内海 愛子 (恵泉女学園大学名誉教授 日本-アジア関係論)
  • 宇野 重規 (東京大学教授 政治思想史)
  • 大澤 眞理 (東京大学教授 社会政策)
  • 岡野 八代 (同志社大学教授 西洋政治思想史・フェミニズム理論)
  • 小熊 英二 (慶應大学教授 歴史社会学)
  • 戒能 通厚 (早稲田大学名誉教授 法学)
  • 海部 宣男 (国立天文台名誉教授 天文学)
  • 加藤 節 (成蹊大学名誉教授 政治哲学)
  • 金子 勝 (慶応義塾大学教授 財政学)
  • 川本 隆史 (国際基督教大学教授 社会倫理学)
  • 君島 東彦 (立命館大学教授 憲法学・平和学)
  • 久保 亨 (信州大学教授 歴史学)
  • 栗原 彬 (立教大学名誉教授 政治社会学)
  • 小林 節 (慶應義塾大学名誉教授 憲法学)
  • 小森 陽一 (東京大学教授 日本近代文学)
  • 齊藤 純一 (早稲田大学教授 政治学)
  • 酒井 啓子 (千葉大学教授 イラク政治研究)
  • 佐藤 学 (学習院大学教授 教育学)
  • 島薗 進 (上智大学教授 宗教学)
  • 杉田 敦 (法政大学教授 政治学)
  • 高橋 哲哉 (東京大学教授 哲学)
  • 高山 佳奈子 (京都大学教授 法学)
  • 千葉 眞 (国際基督教大学特任教授 政治思想)
  • 中塚 明 (奈良女子大学名誉教授 日本近代史)
  • 永田 和宏 (京都大学名誉教授・京都産業大学教授 細胞生物学)
  • 西川 潤 (早稲田大学名誉教授 国際経済学・開発経済学)
  • 西崎 文子 (東京大学教授 歴史学)
  • 西谷 修 (立教大学特任教授 哲学・思想史)
  • 野田 正彰 (精神病理学者 精神病理学)
  • 浜 矩子 (同志社大学教授 国際経済)
  • 樋口 陽一 (憲法学者 法学/日本学士院会員)
  • 広田 照幸 (日本大学教授 教育学)
  • 廣渡 清吾 (専修大学教授 法学/日本学術会議前会長)
  • 堀尾 輝久 (東京大学名誉教授 教育学)
  • 益川 敏英 (京都大学名誉教授 物理学/ノーベル賞受賞者)
  • 間宮 陽介 (青山学院大学特任教授 経済学)
  • 三島 憲一 (大阪大学名誉教授 哲学・思想史)
  • 水島 朝穂 (早稲田大学教授 憲法学)
  • 水野 和夫 (日本大学教授 経済学)
  • 宮本 憲一 (大阪市立大学名誉教授 経済学)
  • 宮本 久雄 (東京大学名誉教授・純心大学教授 哲学)
  • 山口 二郎 (法政大学教授 政治学)
  • 山室 信一 (京都大学教授 政治学)
  • 横湯 園子 (前中央大学教授・元北海道大学教授 臨床心理学)
  • 吉岡 斉 (九州大学教授 科学史)
  • 吉田 裕 (一橋大学教授 日本史)
  • 鷲谷 いづみ (中央大学教授 保全生態学)
  • 渡辺 治 (一橋大学名誉教授 政治学・憲法学)
  • 和田 春樹 (東京大学名誉教授 歴史学)

2-2、「島村抱月と松井須磨子の藝術座百年」を記念したイベントのお知らせ

日本の演劇に大きな影響をおよぼした島村抱月主宰の劇団・藝術座の結成百周年に当たる本年、 それを記念したイベントが行われます。   ○藝術座創立百年記念イベント   (島村抱月と松井須磨子の藝術座百年)   第Ⅰ部「藝術座の唄をめぐって」(講演、ミニライブなど)           日時:10月26日(土)13:30             会場:牛込箪笥区民ホール(新宿区箪笥町15)      費用(チケット):2000円   第Ⅱ部「藝術座が遺したもの」(講演、シンポジウム、朗読など)      日時:11月2日(土)13:30             会場:牛込箪笥区民ホール(新宿区箪笥町15)      費用(チケット):1500円   主催:藝術座創立百年委員会 共催:新宿区   協力:早稲田大学演劇博物館/江戸東京ガイドの会   記念行事の概要は以上のとおりですが、チラシの図版が取り込めなかったので、 申し込み方法など詳しくは下記のホームページでご確認ください。 http://geijyutuza100.blog.fc2.com/  

2-8、「地球システム・倫理学会」研究例会(5月23日)のお知らせ

5月23日(土曜)に行われる「地球システム・倫理学会」の研究例会は、「黒澤明監督の倫理観と自然観――映画《生きものの記録》から映画《夢》へ」という題名で行われます。 *   * 1947年に設定された「終末時計」では東西冷戦による核戦争の危機を評価の基準として「残り7分」と表示されましたが、黒澤監督も映画《生きものの記録》や映画《夢》で原水爆の危険性や原子力発電所の危険性を鋭く浮き彫りにしていました。 残念ながら、福島第一原発事故などにより悪化する地球環境問題などを踏まえて、今年の「終末時計」の表示は1949年と同じ「残り3分」にまで戻ってしまいました。 リンク→年表8、核兵器・原発事故と終末時計 しかし、《デルス・ウザーラ》などの映画で大自然の力と美しさも描き出していた黒澤監督は、映画《夢》の最終話「水車のある村」では人類の可能性をも示唆していたのです。 ポスターでは映画《夢》で描かれている安曇野のわさび田の清冽な水の流れをとおして黒澤監督の感性が見事に反映されています。 Poster20150523 (5月6日、《生きものの記録》の図版を追加。『黒澤明と「デルス・ウザーラ」』の図版は〈映画《ゴジラ》考Ⅱ――「大自然」の怒りと「核戦争」の恐怖に移動) リンク→「黒澤明監督の倫理観と自然観」の要旨を掲載

2-9、「藝術座100年」を記念したイベント(2015年)のお知らせ

第1部「ゴンドラの唄百年」 平成27年7月11日(土)14:00開演(13:30開場) 牛込箪笥区民センター4階コンドル(一昨年2013年の催しと同じ場所です) 2,000円 百年後の現代まで歌い継がれている 「ゴンドラの唄」が、どのようなシーンで受け継 がれてきたのか、幅広く検証して考察します。 また、音楽会では、「カチューシャの唄」「ゴンドラの唄」「さすらいの唄」をはじめ 、中山晋平作曲の童謡、竹久夢二作詞作曲の「宵待草」などを歌います。観客の皆様と ご一緒に歌う歌もご用意しました。 講演「ゴンドラの唄百年」  相沢直樹(山形大学教授) 音楽会「芸術座劇中歌と懐かしい唄」 吉成文乃(メゾソプラノ)/田ノ岡三郎(アコーディオン) 第2部「映画と須磨子像」 平成27年9月12日土14:00開演(13:30開場) 牛込箪笥区民ホール 1,000円 昭和22年公開の松竹映画「女優須磨子の恋」(溝口健二×田中絹代 の名コンビ)を懐 かしい16mmフィルムで上映します。(96分) 講演では、歌舞伎について数々の名著のある渡辺保氏が、新劇の女優、松井須磨子像に ついて語ります。明治末から大正にかけて歌舞伎のつよい呪縛にとらわれていた演劇界 から、真に「女優」として出現した松井須磨子の果たした役割とその意味についてさぐ ります。 映画「女優須磨子の恋」(溝口健二監督作品)上映 講演「女優としての松井須磨子」 渡辺保(演劇評論家)

2、「新着情報」タイトル一覧

「新着情報」タイトル一覧

7月22日(土)「夏目漱石と正岡子規の交友と作品の深まり」

「世界文学会」2017年度第4回研究会

『夜明け前』から『竜馬がゆく』へ――透谷と子規をとおして(「世田谷文学館・友の会」2017年4月16日)

第16回国際ドストエフスキー・シンポジュウムのお知らせ(Ⅱ)3月23

講座  『坂の上の雲』の時代と『罪と罰』の受容2016年1月24日

「安全保障関連法案に反対する学者の会」のアピール7月3日

リンク→http://anti-security-related-bill.jp

「藝術座100年」を記念したイベント(2015年)のお知らせ5月31日

「地球システム・倫理学会」研究例会(5月23日)のお知らせ4月15日

2016年の国際ドストエフスキー・シンポジュウムのお知らせ2015年3月5

「脱原発を考えるペンクラブの集い」part4、3月15日のお知らせ2014年2月13日

「リレートーク 表現の自由が危ない!」12月4日

「特定秘密保護法案」の強行採決に抗議する日本ペンクラブの声明11月27日

日本政府の「特定秘密保護法案」に対する声明(国際ペン会長)11月22日

ドストエーフスキイの会、第218回例会報告要旨のお知らせ 10月31日

「島村抱月と松井須磨子の藝術座百年」を記念したイベントのお知らせ 10月8日

朗読劇「山頭火物語」の公演のお知らせ 2013年8月20日

2016年、2017年度のシラバスより(ロシアの社会と文化)

2017年度のシラバスより

  1-25、ロシアの映画と音楽――ロシア文学とのかかわりを中心に

.  映画《僕の村は戦場だった》から映画《アンドレイ・ルブリョフ》へ

a.  デューラーの木版画『黙示録の四騎士』

b. 映画《アンドレイ・ルブリョフ》

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(1890年代に撮影されたトローイッツェ・セールギエフ大修道院の光景。図版は「ウィキペディア」より)

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(映画《アンドレイ・ルブリョフ》より《至聖三者》のイコン。図版は「ウィキペディア」)

.  シベリアの自然と音楽――映画《シベリヤ物語》

a.イワン・プィリエフ監督と映画作品

プィリエフ監督の映画《白痴》、ポスター

(Хазановскийによる映画《白痴》のポスター、Материал из Википедии)

プルィリエフ監督の映画『白夜』のポスター

(©Валентин Царёвの映画《白夜》のポスター、Материал из Википедии)

プィリエフ監督の映画《カラマーゾフの兄弟》、ポスター

(Дацкевичによる映画《カラマーゾフの兄弟》のポスター、Материал из Википедии)

. 映画と音楽

a.シュニトケと映画《ロマノフ王朝の最後》

浅田真央 Por una Cabeza+シュニトケ:タンゴ(ロマノフ王朝の最期 …(ユーチューブ)

b.  ラフマニノフと映画《シベリヤ物語》

ラフマニノフ:ヴォカリーズ Rachmaninoff: Vocalise, Op.34 No … – YouTube

▶ 6:32

c.  ラフマニノフと文学

ラフマニノフ 交響曲第2番 第3楽章 –

 

 

2016年度

Ⅲ.司馬遼太郎の文明観と遊牧文明

a.司馬遼太郎のロシアへの関心

b.司馬遼太郎の遊牧民族への関心

c.「農耕文明」と「遊牧文明」――地球環境への視野

d.兵器についての考察(1)――兵器の重要性

e.兵器についての考察(2)――兵器の危険性

ズボンや長靴は「騎馬民族」の風俗(司馬遼太郎「天山の麓の緑のなかで」)。

 

Ⅲ.  タルコフスキー監督の映画《アンドレイ・ルブリョフ》と平和への祈り

a. ソ連の映画とタルコフスキー(1932~86年)

b. タルコフスキー監督の《白痴》観と黒澤監督の映画《惑星ソラリス》観

c. タルコフスキー映画における「戦争」と「平和」

d. 映画《アンドレイ・ルブリョフ》

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(1890年代に撮影されたトローイッツェ・セールギエフ大修道院の光景。図版は「ウィキペディア」より)

e.映画監督タルコフスキー(1932~1986)とその主な作品

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(映画《アンドレイ・ルブリョフ》より《至聖三者》のイコン。図版は「ウィキペディア」)

 

12、ロシア民話「うるわしのワシリーサ」とバレエ《くるみ割り人形》

Ⅰ.アファナーシエフとロシアの民話

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(図版は『ロシア民話集』(上)、岩波文庫より)。

a.ロシアの民話と「魔法昔話」

b. 「うるわしのワシリーサ」の筋

c. うるわしのワシリーサとバーバ・ヤガー

(図版は中村喜和編『イワンのくらしいまむかし』成文社より)。

09

. 『エヴゲーニイ・オネーギン』における農村のテーマと不思議な夢 

a.韻文小説『エヴゲーニイ・オネーギン』

b.『エヴゲーニイ・オネーギン』における風景描写

c.タチヤーナの夢

Ⅲ.チャイコフスキーとバレエ《くるみ割り人形》

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(図版は「ウィキペディア」より)。

a.チャイコフスキーについて

b.マリインスキー劇場とバレエ《くるみ割り人形》

c.バレエ《くるみ割り人形》のあらすじ

1-26、アニメ映画《雪の女王》と宮崎駿監督のアニメ映画(改題)

1-27、 「戦争と革命の世紀」とタルコフスキー監督の映画《アンドレイ・ルブリョフ》

1-28、 チェルノブイリ原発事故――ソ連の崩壊からロシア連邦へ

1-30、現代のロシアと日本――講義の復習とまとめ

 

2016年の国際ドストエフスキー・シンポジュウムのお知らせ

2016年の6月7日から10日にかけて第16回国際ドストエフスキー・シンポジュウムがスペインのグラナダで開催されます。詳しい内容についてはリンク先で情報をご確認ください。

 第16回国際ドストエフスキー・シンポジュウムの情報

  リンクhttp://www.ugr.es/~feslava/ids2016/index.html 

 国際ドストエフスキー学会(IDS)の情報

  リンク→ http://www.dostoevsky.org/

今回も多くの研究者の方に参加して頂けることを願っています。

(これまでのシンポジュウムについては、下記の著作の第3部を参照してください)。

 

33

リンク→ドストエフスキー その対話的世界

   (ブログ記事より、再掲)

2016年度、2015年度のシラバス(ロシア文学研究)

シラバス(2016年度改訂版)

①9月19日 6-1,序に代えて――ロシア民話の世界と『罪と罰』の構造

②9月22日  プーシキンからドストエフスキーへ――『貧しき人々』の新しさ

③9月26日 世界文学との関連――『若きヴェルテルの悩み』から『罪と罰』へ

④9月29日 大都市と犯罪――『オリヴァー・トゥイスト』から『罪と罰』へ

⑤10月3日 明治の自由民権運動と『罪と罰』の受容——内田魯庵の翻訳と北村透谷

⑥10月6日 ドストエフスキーのユゴー観と日本における『レ・ミゼラブル』の受容

⑦10月10日  『レ・ミゼラブル』のファンティーヌと『罪と罰』のソーニャ

⑧10月13日 『罪と罰』の推理小説的構造――『罪と罰』とコナン・ドイルの『ソア橋』

⑨10月17日 タチヤーナの「不思議な夢」と「やせ馬が殺される夢」、そして映画《夢》

⑩10月20日 「謎としての自己」――『罪と罰』と『マクベス』

⑪10月24日 ラズミーヒンとドゥーニャの婚約者ルージン

⑫10月27日   帝政ロシアにおける「良心」の問題と明治期の雑誌『文学界』

⑬11月7日 ラスコーリニコフの「非凡人の思想」と『赤と黒』のジュリヤン

⑭11月10日 「正義の戦争」と「祖国戦争」――トルストイ『戦争と平和』(1)

⑮11月14日 「死刑」の体験と農民との出会い――『戦争と平和』(2)

⑯11月17日 「生きていた老婆」の夢と目撃者としての身体――黒澤映画《夢》(第四話)

⑰11月21日 ラスコーリニコフの「正義の犯罪」観と『レ・ミゼラブル』マリユスの「革命」観

⑱11月24日 ポルフィーリイとの対決と『レ・ミゼラブル』ジャベールとの対決

⑲11月28日 大地の重要性――ソーニャとレイチェル・カーソンの『沈黙の春』

⑳12月1日 「弱肉強食の思想」と「他者の喪失」――スヴィドリガイロフの絶望

㉑12月5日 『罪と罰』における夢の構造とディケンズの『クリスマス・キャロル』Ⅰ

㉒12月8日 『罪と罰』における夢の構造と『クリスマス・キャロル』Ⅱ、レポートについて

 ㉓12月12日 流刑地のシベリアで――シベリアの大自然と映画《デルス・ウザーラ》

 ㉔12月15日 『罪と罰』における「人類滅亡の悪夢」――小林秀雄と黒澤明の夢の解釈をめぐって

㉕12月19日 「人類滅亡の悪夢」とラスコーリニコフの「復活」―黒澤映画《夢》の「赤富士」と「鬼哭」から「水車のある村」へ

㉖12月22日 「文明の危機」と 「大地との絆」――『罪と罰』と《風の谷のナウシカ》

㉗1月12日 ドストエフスキー作品における夢と夏目漱石の『夢十夜』

㉘1月16日 『罪と罰』と島崎藤村の『破戒』Ⅰ

㉙1月19日 『罪と罰』と島崎藤村の『破戒』Ⅱ

㉚1月23日 レポートについて、授業のまとめ

シラバス(2015年度)

3-1、序に代えて――なぜ今、長編小説『罪と罰』か

 

 

3-2、自己と他者――『若きヴェルテルの悩み』(ゲーテ)から『罪と罰』へ

 

3-1、序に代えて――なぜ今、長編小説『罪と罰』か

リンク→3-0-1,「ロシア文学研究」のページ構成と授業概要

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26歳時のドストエフスキーの肖像画、トルトフスキイ絵、図版はロシア語版「ウィキペディア」より。

3-1、序に代えて――なぜ今、長編小説『罪と罰』か 

(ガイダンスなので、「講義の流れ」だけでなくレジュメの案全体を示す)

Ⅰ、シラバスについて(3-0-1,参照)

Ⅱ、二つのドストエフスキー観

a.文芸評論家・小林秀雄の『罪と罰』論

「罪の意識も罰の意識も遂に彼(引用者注──ラスコーリニコフ)には現れぬ」と解釈し、「第六章と終章とは、半分は読者の為に書かれたのである」と断言していた小林秀雄の『罪と罰』論が広まって以降、日本ではドストエフスキーは主人公たちの情念や屈折した人間関係を描く作家のように見られることが多い。

b.ヘルマン・ヘッセのドストエフスキー観

しかし、『罪と罰』のエピローグにおけるその思想的な到達点を踏まえて、ドストエフスキーは次作『白痴』では「殺すなかれ」という理念を語る若者を主人公としていたが、ドイツの作家・ヘルマン・ヘッセは「ヨーロッパの、少なくともドイツの青年層が、自分たちにとってもっとも偉大な作家としてゲーテでもなければニーチェですらなく、ドストエフスキーを選んでいることは、われわれの運命にとって決定的なことのように思われる」と記していた。このようにドストエフスキーはきわめて広い文明論的な視野を持った作家だったと思われる。

c.『黒澤監督のドストエフスキー観

1951年に映画《白痴》を公開した映画監督・黒澤明も次のように語っていた。

「これは実は《羅生門》の前からやろうときめてた。ドストエフスキーは若い頃から熱心に読んで、どうしても一度はやりたかった。もちろん僕などドストエフスキーとはケタがちがうけど作家として一番好きなのはドストエフスキーですね。生きていく上につっかえ棒になることを書いてくれてる人です。更に僕はこの写真(引用者注――映画のこと)を撮ったことによってドストエフスキーがずいぶんよく判ったと思うのだけど、あの作家は一見客観的でないような場面も、肝心のところになると見事に客観的になってるのね。」

実際、敗戦後間もない舞台を日本に移し、激戦地・沖縄からの「復員兵」を主人公としつつも、長編小説『白痴』の登場人物や筋を生かした映画《白痴》は、日本やロシアの研究者だけでなく、ロシアの映画監督などからも高く評価された。

.『罪と罰』の推理小説的な構造

それは黒澤監督が、ドストエフスキーの長編小説が西欧の小説のさまざまな試みを受け継ぎつつ、ロシアの民話的な世界観にも注意を払うことで、「人間」と「自然」との関わりを根源的な形で問い直していることを認識していたからだろう。

エドガー・アラン・ポーの小説も紹介していたドストエフスキーは、『罪と罰』でも推理小説的な趣向もこらしている。ただ、『罪と罰』の特徴は「犯人は誰か」という謎をではなく、ラスコーリニコフ自身の身体や夢、さらに他の登場人物との関わりを通して、「自分とは何か」、「都市とは何か」、「自然とは何か」というより根本的な「謎」の解明へと向かい、近代西欧文明の問題点を明らかにするとともに、新しい文明の形も探っていることにある。

e.アインシュタインのドストエフスキー観

 アメリカの大統領にナチス・ドイツが核兵器の開発をしていることを示唆した自分の手紙が、核兵器の開発と日本への投下につながったことを知った物理学者のアインシュタインは、その後、核兵器廃絶と戦争廃止のための努力を続け、それは水爆などが使用される危険性を指摘して戦争の廃絶を目指した「ラッセル・アインシュタイン宣言」として結実した。

そのアインシュタインはドストエフスキーについて、「彼はどんな思想家よりも多くのものを、すなわちガウスよりも多くのものを私に与えてくれる」と述べていた(クズネツォフ、小箕俊介訳『アインシュタインとドストエフスキー』れんが書房新社、1985年、9頁)。

f.シベリアの環境問題と「自然支配の思想」の批判

探検家アルセーニエフと自らをナナイ人(大地の人)と呼ぶ少数民族・ゴリド族の狩人デルスとの交流を描いた映画《デルス・ウザーラ》(1975年)の理念について黒澤明監督はこう語っていた。

「人間は自然に対して好き勝手をしている。しかし、本当に自然を怒らせてしまったら、とんでもないことになる。…中略…環境汚染は海面だけでなく、海底にも及んでいる。今地球が危機に瀕している。今人類には環境を守ることが課題となったのだ。科学をそのために使わなければ自然は滅び、それとともに人間も滅びる。『デルス・ウザーラ』は20世紀初めの話だが、私の思いはそこにある」(ウラジーミル・ワシーリエフ、池田正弘訳『黒澤明と「デルス・ウザーラ」』東洋書店)。

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(図版は『黒澤明と「デルス・ウザーラ」』東洋書店より)

Ⅲ、ドストエフスキーと世界文学

a.ドストエフスキーが影響を受けた作家

ドストエフスキーはロシアのプーシキンやグリボエードフ、トルストイなどの作家だけではなく、ドイツのゲーテとシラー、フランスの作家バルザックやジョルジュ・サンド、ウージェーヌ・シュー、ユゴー、イギリスのシェイクスピア、ディケンズ、シャーロット・ブロンテやギャスケル、さらには推理小説の父とも呼ばれるエドガー・アラン・ポーからも強い影響を受けている。

彼の作品には歴史小説、家庭小説、悪漢小説や推理小説的な要素などさまざまな要素が見られ、そのために「謎解き」的な楽しさも含んでいる。

b.ドストエフスキーから影響を受けた作家と映画監督

ドイツのヘルマン・ヘッセやトーマス・マン、フランスのプルーストやカミュ、イギリスのスティーヴンソンや、D・H・ロレンス 、さらにはアメリカのフォークナーやヘンリー・ミラーなどの作家が大きな影響を受けている(日本の作家については、別の機会に論じる)。

映画の分野でもロシアのコージンツェフ、プイリエフ、タルコフスキー、ニキータ・ミハルコフやクリジャーノフなどが、イタリアではヴィスコンティ、ポーランドのアンジェイ・ワイダなどの映画監督にも強い関心が見られる。

Ⅳ、到達目標

1,「自己と他者」、「論理と感情」、「都市と自然」などの問題が作品にどのように描かれているかを分析することで、学問としての文学の方法とその意味を確認する。

2,ドストエフスキーの長編小説『罪と罰』の特徴を比較文学的な方法により、ロシア文学やヨーロッパ文学、さらには日本文学の作品との比較や、当時の哲学との関連をとおして考察する。

3,ドストエフスキーを深く敬愛した黒澤明監督の映画《夢》の構造が、『罪と罰』の深い理解に基づいていることを示すことにより、この長編小説の現代的な意義を明らかにする。

Ⅴ. 評価について

長編小説『罪と罰』には難解な面もあるが、この作品を読み解くことで文学の面白さや深みを理解できるだけでなく、現代の主な問題も把握することができるだろう。また、黒澤監督が語っていたように、「生きていく上につっかえ棒になること」も記されている。

きちんとした論理で記されていれば、レポートの結論が教師の見解と異なっていても評価するので、積極的に大きな問題と挑戦してほしい。

3-2、自己と他者――『若きヴェルテルの悩み』(ゲーテ)から『罪と罰』へ

講義の流れ

はじめに、ロシア文学と近代日本文学

a.夏目漱石

Natsume_Soseki_photo

夏目漱石(1867~1916、本名は金之助)。以下の図版は、いずれも「ウィキペディア」より。

b.島崎藤村

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島崎藤村(1872~1943、本名は春樹)

c.太宰治

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太宰治(1909~1948、本名は津島修治)

d.村上春樹

主な作品に『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』など。

 

Ⅰ、本多監督の映画《ゴジラ》と黒澤監督の映画《夢》

a.「第五福竜丸」事件と映画《ゴジラ》

ゴジラ

(製作: Toho Company Ltd. (東宝株式会社) © 1954。図版は露語版「ウィキペディア」より)

b.「ゴジラ」の咆哮(ほうこう)と『罪と罰』における呼び鈴の音

c.映画《生きものの記録》から映画《夢》へ

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(東宝製作・配給、1955年、画像は「ウィキペディア」より)。

 

Ⅱ. 長編小説『罪と罰』における個人と都市の空間(教科書、24~25頁)

 a.『罪と罰』の出だしの文章

b.新首都――ペテルブルグ

c.都市の「二重性」の指摘

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 (図版はプーシキンの叙事詩『青銅の騎士』のモデルとなった「ピョートル大帝の騎馬像」、「ウィキペディア」より© by James G. Howes)

 

Ⅲ、『若きヴェルテルの悩み』(1774年)から『罪と罰』(1866年)

a.『若きヴェルテルの悩み』と書簡体形式の小説

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(ワイマールに立つゲーテとシラーの像、写真は「ウィキペディア」より)

b.『若きヴェルテルの悩み』がその後の文学に与えた影響

c.最初の手紙 (5月4日)

d.『若きヴェルテルの悩み』の影響

e.近代における個人の自由の拡大と「自己」の確立

f.アイデンティティ・クライシス――「自己認識の危機」

3-3、都市と犯罪――『オリヴァー・トゥイスト』から『罪と罰』へ

3-4、家庭教師という職業――『罪と罰』とコナン・ドイルの『ソア橋』

3-5、長編小説『罪と罰』の構造と映画《罪と罰》

3-6、「完全犯罪」の試みと「正義」の犯罪(ドストエフスキーとポー)

3-7、貴族と農村――『エヴゲーニイ・オネーギン』から『罪と罰』へ(1)

3-8、タチヤーナの「夢」と「やせ馬の殺される夢」――『エヴゲーニイ・オネーギン』から『罪と罰』へ(2)

3-9、論理と感情(身体)の問題――「謎としての自己」

3-10、ラズミーヒンという若者――『罪と罰』とユゴーの『レ・ミゼラブル』

3-11、日本における『レ・ミゼラブル』と『罪と罰』の受容

3-12、ドゥーニャの婚約者ルージン――弁護士という職業

3-13、『レ・ミゼラブル』のファンティーヌからマルメラードフの娘ソーニャへ

3-14、弁護士ルージンの経済理論とラスコーリニコフの思想

3-15、『赤と黒』のジュリヤンとラスコーリニコフの「非凡人の思想」

1―16、トルストイ『戦争と平和』(1)――「三帝会戦」と貴族の生活

1―17、「正義の戦争」と「祖国戦争」――『戦争と平和』(2)とレポートの作成について

3―18、死刑の体験と「農民」との出会い――『戦争と平和』(3)と『罪と罰』

死の家の記録』における「権力者」の分析と「民衆芝居」や音楽の描写

a.「大改革」の時代と『死の家の記録』

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(表紙の図版はオムスクの監獄)

b.『死の家の記録』における「体刑」の考察

c.「囚人」と「権力者」の分析

d.『死の家の記録』における「民衆芝居」と民衆の音楽性の高いの評価

e.ロシア民謡「一週間」

Balalaika

(「バラライカ」、図版は「ウィキペディア」より)

3―19、「生きていた老婆」の夢と目撃者としての身体――黒澤映画《夢》の第4話「トンネル」

3―20、予審判事ポルフィーリイとの対決――「非凡人の理論」の危険性

3―21、「弱肉強食の思想」と「他者の喪失」――スヴィドリガイロフの孤独

3―22、再生への希望――ソーニャの言葉と「大地への接吻」

3―23、「罪の意識」のない主人公――『クリスマス・キャロル』と『罪と罰』

3―24、流刑地のシベリアで――シベリアの大自然と映画《デルス・ウザーラ》

3-25、小林秀雄の「人類滅亡の悪夢」観と映画《夢》の「赤富士」と「鬼哭」

3-26、大地の重要性――ソーニャの自然観とレイチェル・カーソンの『沈黙の春』

3-27、黒澤映画《夢》の「水車のある村」とラスコーリニコフの「復活」

3-28、「罪」と「復活」というモチーフ――『罪と罰』と島崎藤村の『破戒』

3-29、「鬱蒼たる森」と「大地との絆」――《風の谷のナウシカ》と『罪と罰』

3-30、地球という惑星――映画《惑星ソラリス》における『罪と罰』のテーマ