高橋誠一郎 公式ホームページ

01月

「基幹統計」の書き換え とアベノミクスの詐欺性

昨年末に国の基幹統計を国土交通省が無断で書き換えて二重計上していた問題 国交省の書き換え統計の問題が発覚した。しかし、書き換え前の数値を復元するのが大半で困難となっている(毎日新聞、1月2日)。

 ドストエフスキーは『罪と罰』で、いかさま弁護士ルージンのトリクルダウン理論に似た経済理論を厳しく批判していたので、国交省による「基幹統計」の書き換えの問題を簡単に見た後で、 「アベノミクス(経済至上主義)の問題点」や 「アベノミクスの詐欺性」と題して掲載していたスレッドを再掲する。

井上ひさしのドストエフスキー観――『貧しき人々』を中心に

「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」(井上ひさし、雑誌「the座」、1989年)。

「正教・専制・国民性」の 三原則の厳守が求められ、 「祭政一致 」 の政策が行われて、違反者は厳しく罰せられたニコライ1世 の時代に書かれたドストエフスキーのデビュー作『貧しき人々』。

 劇作家の井上ひさしは『貧しき人々』を「あれは最高ですね、何ともいえないですね、あれはもう僕にとってですけど、世界の文学のトップですね、あんないい小説ないですね」と高く評価し、「あれが僕の妙な部分を作っていると思いますね」と語っていた。

 「天皇機関説」事件の後では、柔らかい「祭政一致」の政策が行われた昭和初期の時代について、 浅川金刀比羅神社の宮司・奥田靖二氏は「神道は戦前、国策に協力というよりは、共犯者になり、戦争をすすめてきました」と語り、今も「神社本庁」の傘下にある神社の危険性を指摘している。

 この勇気ある言葉を紹介したツイートの後で、
やさしい言葉で「国家神道」危険性を真正面から論じた戯曲『闇に咲く花――愛敬稲荷神社物語』について書いたツイートから始まるスレッドを再する。

謹賀新年

 ドストエフスキー生誕200年を迎えた昨年、#核兵器禁止条約 が発効しましが、日本は非核化の流れからだけでなく、報道の自由などの面でも大きく遅れてしまったようです。

 今年も堀田善衞のドストエフスキー観の考察をとおして、真の平和を確立するのに少しでも寄与できればと考えています。

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本年もよろしくお願いします。