高橋誠一郎 公式ホームページ

「脱原発を考えるペンクラブの集い」part4のお知らせを「新着情報」に再掲しました

「脱原発を考えるペンクラブの集い」part4のお知らせを「新着情報」に再掲しました

 

「脱原発を考えるペンクラブの集い」part4のお知らせを1月18日にこのブログに記載しましたが、開催日が近づいてきましたので、改めて「新着情報」に掲載しました。

先の東京都知事選挙では脱原発の票が二つに割れただけでなく、公共放送であるべきNHKが原発事故の問題をきちんと伝えなかったこともあり、大きなインパクトを世論に与えることはできませんでした。

しかし、福島第一原子力発電所の事故は収束からはほど遠い状態で、今日も「東京新聞」は下記のような記事を載せています。

「東京電力福島第一原発で、海側敷地の汚染を調べる井戸から、一リットル当たり七万六〇〇〇ベクレルと、放出限度の五百倍を超える地下水としてはこれまでにない高い濃度の放射性セシウムが検出された。東電はタービン建屋と、配管などを収める地下トンネル(トレンチ)の継ぎ目付近から、高濃度汚染水が漏えいしている可能性があるとしており、建屋から外部への直接漏出が濃厚になった」。

   *   *   *

今年の3月は「第五福竜丸」事件が起きてから60周年に当たります。

アメリカの水爆「ブラボー」の実験は、この水爆が原爆の1000倍もの破壊力を持ったために、制限区域とされた地域をはるかに超える範囲が「死の灰」に覆われて、160キロ離れた海域で漁をしていた日本の漁船「第五福竜丸」の船員が被爆しました。

日本ではこの事件のことは大きく報じられたのですが、その後南東方向へ525キロ離れたアイルック環礁に暮らしていた住民も被爆していたことが明らかになっています(『隠されたヒバクシャ――検証=裁きなきビキニ水爆被害』凱風社、2005年)。

    *   *   *

フクシマの悲劇を再び生むことのないように、なぜ「絶対安全」とされてきた福島第一原子力発電所で事故が起きてしまったのかを、きちんと検証することが必要でしょう。

地殻変動によって形成され、いまも大規模な地震が続いている日本で生活している私たちが正確な判断を行うためにも、多くの方にご参加頂きたいと願っています。

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です