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「賭博」を美化し、新自由主義的な政策を続ける「維新」の危険性を考える

「賭博」を美化し、新自由主義的な政策を続ける「維新」の危険性を考える

 安倍政権になってから「明治維新」を讃える大河ドラマが何本もNHKで放映された。そのこともあり、「維新」という単語はその頃に成人した者や今の若者にとっては、かつて「国民」を悲惨な戦争へと導いた「八紘一宇」のように華やかに響く用語のようである。

 しかし、「#日本会議」系の論客から「司馬史観」と持ち上げられたために、胡散臭い目で見られるようになった作家の司馬遼太郎は、幕末の「#神国思想」が「国定国史教科書の史観」となったと指摘し、「その狂信的な流れは昭和になって、#昭和維新 を信ずる妄想グループにひきつがれ、ついに大東亜戦争をひきおこして、国を惨憺(さんたん)たる荒廃におとし入れた」と『竜馬がゆく』に記していた。

 島崎藤村も『夜明け前』で「いかなる維新も幻想を伴うものであるのか」と書いていたが、亡くなられた半藤一利氏が指摘しているように薩長政府によって「維新」という用語が使われ出したのは、1880年かその翌年のことであった。

→ 半藤一利「明治維新150周年、何がめでたい」 – 東洋経済オンライン 

 2・26事件の際にも皇道派の将校たちは「昭和維新、尊皇斬奸」をスローガンにしていたのである。

 ここでは「維新」という概念にまで踏み込んで考察する余裕はないが、 「詐欺」の手口の冷静な分析をとおして、「維新」の手法の問題点が明快に解明されているユーチューブ「迫り来る詐欺師とどう戦うか」 をまず紹介する。

 そのあとで 、大阪「都構想」の際に 自分の意見を強調するために 敵を作って罵っていた、#維新 の法律顧問・橋下徹氏や 消費者金融・武富士の元代理人・吉村知事の手法を考察したスレッドを再掲する。

すでに勝利を確信して大阪都構想の #住民投票 での儲け話に興じていた #維新 の法律顧問・橋下徹氏と 吉村知事との対談 〔高橋アト(阿斗)氏のツイートより〕

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