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「黙示録の解釈と核戦争の危機」を主な「主な研究」に掲載

「黙示録の解釈と核戦争の危機」を主な「主な研究」に掲載

 執筆中の『黙示録の終末観との対峙――ドストエフスキーと日本の文学』の「はじめに」は、全部を脱稿した後にホームページなどでアップしたいと考えていました。しかし、長崎市長が八月九日の平和式典にイスラエルの代表を呼ばないことが判明すると、原爆を投下したアメリカだけでなくイギリスなどG7各国の大使が不参加を表明しました。

 このことは英米などが核兵器禁止条約に参加していない状況とガザ危機におけるキリスト教シオニズムとの深いつながりをも鮮明に浮かび上がらせたと思います。

 さらに、宮崎県沖の大きな地震に続いて、南海トラフ地震の起きる可能性も指摘された中で、日本の原発政策が変わらないのには強い不信の念を抱きますが、おそらく、これも日本政府の核エネルギーに対する危機感の弱さからくる核兵器禁止条約への不参加の問題と直結しているためだろうと思います。

 それゆえ、脱稿した後で少し改訂するようにして、取りあえず「黙示録の解釈と核戦争の危機」を「主な研究」に掲載します。

 その構成は下記の通りです。

*ウクライナ侵攻とドストエフスキーの『悪霊』/*キリスト教シオニズムと「八紘一宇」の理念/*ガザ危機と黙示録的終末観の克服

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