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5-1、「人間理解(ロシア文学に見る人間と文化)」(1回目)のページ構成と授業の概要

5-1、「人間理解(ロシア文学に見る人間と文化)」(1回目)のページ構成と授業の概要

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5-1、「人間理解(世界文学に見る人間と文化)」(ロシア文学)のページ構成と授業の概要

授業概要

文学作品は人間の思考の一端を記録したものであり、良質な作品はそれに関わった人間やそれを取り巻く文化状況を反映した重要な資料であるといえます。この授業では、このような問題意識のもと、世界各地域の文学作品を検討することで、そこに住む人々の精神と文化について、一段深い理解を得ること目指そうとするものです。また同時に、文学研究の方法論の一端にふれて、文学研究の幅の広さと面白さについて知識を得ることも目標となります。授業は、様々な地域の文学研究を専門とする教員がオムニバス形式で担当する予定です。

 

授業計画(人間理解(ロシア文学に見る人間と文化)」(1回目)

  講義の流れ

ロシア国旗220px-Russland_Relief

(ロシアの国旗、ロシアの地形図、「ウィキペディア」より)  

Ⅰ、世界の文学とロシアの文学

a.ロシアの民話とロシア文学

107411_mid火の鳥、せむしの仔馬

イヴァン・ヤコヴレーヴィチ・ビリビン『火の鳥』(1899年)

b.トルストイの『イワンの馬鹿』と夏目漱石、宮崎駿

c.ロシア文学の特徴

d.ロシア文学と日本文学  

Ⅱ. ギリシャ正教の受容と文字の誕生

a.ロシアと東ローマ帝国とのつながり

ミュシャ、聖アトス山

アール・ヌーボーのポスターで有名なミュシャ画、「スラヴ叙事詩」第17作「(ギリシャ正教の聖地)聖アトス山」(図版は「ウィキペディア」より)

ミュシャ、ブルガリア

ムハ(ミュシャ)画、「スラヴ叙事詩」第4作「ブルガリア皇帝シメオン(在位:893~927年)。」(図版は「ウィキペディア」より)

b.ロシア語のアルファベットとキリル文字

220px-Labarum_svg

キリストを表すモノグラム(クリスモン)。

ギリシャ語X(キー)とP(ロー)、つまり大文字でXPIΣTOΣと書く最初の2文字のX とPを組み合わせたものである。(図版は「ウィキペディア」より)

c.西欧諸国のアルファベットとカトリック  

 

Ⅲ. 民話の研究とロシアの民話

a. グリム兄弟と民話の研究

b.アファナーシエフとロシアの民話

c.「せむしの仔馬」(邦題「イワンと仔馬」)

 せむしの仔馬『せむしの仔馬』の切手

 d ソ連のアニメ《せむしの仔馬》と手塚治虫の『青いブリンク』

青いブリンク – YouTube   ▶ 3:31

 

Ⅳ.ロシアの国民詩人プーシキンと『ルスラーンとリュドミーラ』

a. プーシキンの作品と音楽

b.プーシキンの家系と生涯

Kiprensky_Pushkin

『アレクサンドル・プーシキンの肖像画』(キプレンスキー作、1827年、トレチャコフ美術館所蔵、画像は「ウィキペディア」より)

c.キリスト教受容以前のロシアの宗教

d. 『ルスラーンとリュドミーラ』の「魔法昔話」的な構造

Ruslan_and_Ludmila_front_page_1820

(『ルスラーンとリュドミーラ』のタイトル頁。図版は「ウィキペディア」より)

*グリンカ「ルスランとリュドミーラ」序曲

Krivine : Glinka / Ruslan and Lyudmila – Duration – YouTube ▶ 5:50

e.ファンタジーから歴史へ     

テキスト:使用せず、授業当日に資料を配布します。

参考書

「罪と罰」の受容と「立憲主義」の危機 高橋 誠一郎(著/文) - 成文社 

 

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