【「ヨーロッパの東端から アジアの東端から 混迷をきわめる時代と向き合った二人の作家。 共鳴するその思索の核心を明らかにしていく比較文学の試み。」】
詳細目次 gunzosha.com/books/ISBN4-91
書評・『ユーラシア研究』第66号(竹内栄美子氏)/『世界文学』第135号(平山令二氏)/ 『ドストエーフスキイ広場』第31号(小森陽一氏)/ 紹介「愛媛新聞、下野新聞、信濃毎日新聞他、2021年」(「群像社通信」、130号、2022年)
論文・「堀田善衞のドストエフスキー観――堀田作品をカーニヴァル理論で読み解く」『ドストエフスキーとの対話』(水声社、2021年)/論文「「大審問官」のテーマと核兵器の廃絶――堀田善衞のドストエフスキー観」『現代思想 総特集 ドストエフスキー生誕二〇〇年』(青土社、2021年)/論文「黒澤明監督のドストエフスキー観――『罪と罰』と『白痴』のテーマの深まり」『ユーラシア研究』№65(特集Ⅱドストエフスキー生誕200年、ユーラシア研究所・編+群像社、2021年)/論説「ドストエフスキー生誕二〇〇年に寄せて 「異端審問」厳しく批判した気概」「しんぶん赤旗日曜版」(2021年11月14日号)/論説「ドストエフスキー 生誕200年――深い心理描写 日本文学・映画界に強い影響」「民主青年新聞」(2021年12月13日号)/学会発表「堀田善衞の疫病観」(世界文学会、2021年12月18日)/エッセイ「堀田善衞の『悪霊』観――カミュの『ペスト』と戯曲『悪霊』を手掛かりに」『ドストエーフスキイ広場 作家生誕200年特集号』№31、2022年。
『記念碑』や『若き日の詩人たちの肖像』など堀田作品を考察することは、若きドストエフスキーと若き堀田善衞が味わった絶望や虚無感の深さを確認するとともにその克服の試みをも知ることになり、パンデミックや戦争の危機に直面している現代の問題の解決にもつながると思えるhttps://t.co/r7NYUwQ8ko pic.twitter.com/PW6Ou1JmA6
— 高橋誠一郎 (@stakaha5) December 28, 2021