高橋誠一郎 公式ホームページ

オストロフスキー

「ブルガリアのオストロフスキー劇」を「主な研究(活動)」に掲載しました

標記の論文は、『バルカン・小アジア研究』(第16号、1990年)に寄稿したものです。

この稿ではブルガリアの社会情勢やオストロフスキー劇の内容についても触れながら、ブルガリア演劇の確立にオストロフスキー劇がどのように関わったのかを明らかにしようとしました。チェーホフ劇の上演に先立って紹介されたオストロフスキー劇の受容の問題は、クリミア戦争や露土戦争などにおけるブルガリアとロシアとの関わりや複雑なバルカン半島の情勢を知る上でも興味深い内容を含んでいます。

再掲に際してはトルコからの独立をめざすブルガリアからの留学生インサーロフを主人公の一人としたツルゲーネフの『その前夜』やドストエフスキー兄弟の雑誌『時代』との関わりについても言及するとともに、オストローフスキイをオストロフスキーにするなど人名表記を変更し、少しわかりにくかった注の記述も改めました。

書式がまだ整っていない箇所もありますが、時間的な余裕がないためにそのままにし、ドストエフスキーの「大地主義」の問題を掘り下げるためにとりあえずアップすることにしました。(右の記述をクリックするとリンク先に飛びます。 ブルガリアのオストロフスキー劇

 

 

 

「日本におけるオストロフスキー劇とドストエフスキー劇の上演」を「映画・演劇評」に掲載しました

今回は劇評ではありませんが、日本におけるオストロフスキー劇の上演の記録などを「映画・演劇評」に掲載しました。

資料の作成に際しては、早稲田大学演劇博物館のお世話になりました。日本の演劇に関してはほとんど素人なので調べもれや誤記もあると思われるので、ご指摘頂ければ幸いです。

古い論文になりますが、今回の記事に関連して「ブルガリアにおけるオストロフスキー劇」を近いうちに掲載したいと考えています。

 

ドストエフスキー生誕記念国際会議(1996年)の報告を「主な研究(活動)」に掲載しました

ドストエフスキーの生誕175周年を記念して1996年にモスクワとペテルブルクで国際会議が行われました。その報告を「ドストエーフスキイ生誕記念国際会議」と題して「国際交流ニューズレター」に書いていましたので、「主な研究(活動)」(右記をクリック。 ドストエフスキー生誕記念国際会議(1996年)に参加して)に掲載しました。

私自身は「ドストエフスキーとオストロフスキー」という題で発表し、その後『論集・ドストエフスキーと現代――研究のプリズム』(木下豊房・安藤厚編、多賀出版、2001年)に、「『白痴』におけるムイシュキンとロゴージンの形象――オストローフスキイの作品とのかかわりをめぐって」を寄稿しました。

チェーホフの戯曲を問題を考える上でも重要なオストロフスキー劇については現在の日本ではあまり知られていないようなので、これからは少しずつ書いたものをアップしていく予定です。